午前中オヤジは伊予柑とポンカンの出荷作業。奥方には家の裏の2本の紅八朔の収穫作業を依頼。2本の紅八朔はどちらも大木になっている。途中で親父も参加して午前中で終了。八朔は独特の風味があり根強いファンがいる。
午後は奥方と二人で家の前のデコポンの剪定作業。奥方は剪定は初めて。要点を解説しながら一緒に枝を切っていった。家の前の半分ほど終了。
柑橘の剪定は様々なやり方がある。就農以来先輩たちに色々指導してもらった。今やっているオヤジの剪定は基本は切り上げ剪定という手法。ロイヤルインダストリーに勤められていてみかん農家を回っていた背片元治氏より指導を受けた。今は引退して自分で農園をやっているようで、ここんとこしょっちゅう現代農業に寄稿しているようだ。内容は水平より下を向いている枝は全部根本から抉って切っていく。枝は上を向いている方が元気だ。抉って切ることによりカルスを生成して成長ホルモンが分泌される。一本の木で何箇所かはこれを実施する。もう一つのコツは光を全体に当てること。一番下側の第一亜主枝の全体に光を当てるように、その上の第二亜主枝の下を向いているのや、下の枝に当たる光を遮っている枝を除去していく。光が当たると第一亜主枝から小枝が成長してそこに実がなる。中央には1本か2本の主枝を残して余分なのは除去していく。完成形は第一亜主枝がバレリーナのスカート風になり、中央の主枝が胴体や上に伸びた腕になる。この形の剪定法を背方氏はバレリーナ剪定と言ったような記憶があり、オヤジもそれを習っている。